このサイトについて

運営しているのは一人の浮世絵好きです。専門の研究者でも、画商でもありません。好きなものを、好きなように紹介しているだけのサイトです。

楊洲周延「千代田の大奥」。大奥の女性たちを描いた明治期の錦絵
楊洲周延「千代田の大奥」明治27〜29年(1894〜96)頃。こういう「教科書には載らないけれど良い絵」を紹介したくて、このサイトを作っています。 メトロポリタン美術館蔵(CC0 / パブリックドメイン)

一人のオタクが作っています

Ukiyo-e Notes 浮世絵ノートは、個人が趣味で運営しているサイトです。組織でも、法人でも、美術館の公式サイトでもありません。北斎の波を初めて見たとき、こんな形が版画で刷れるのかと単純に驚きました。名前も知らなかった絵師の一枚に、理由もなく妙に惹かれた経験もあります。そういう個人的な「好き」を出発点にして記事を書いています。

だから内容には運営者の好みや見方が色濃く出ます。「これが業界標準の評価です」という顔はしません。あくまで一人の愛好家がこう見ている、こう面白いと思っている、という語り口で書いていくつもりです。

対象にしているのは江戸〜明治の浮世絵

扱うのは江戸時代から明治時代にかけての浮世絵版画です。現代の木版画や新版画(大正以降に生まれた別の潮流)は、今のところ対象に含めていません。

想定している読者は、浮世絵を見始めたばかりの人や、もう少し深く知りたいと思っている人です。研究者が使うような網羅的なデータベースを目指すつもりは、最初からありません。世の中にはすでに大規模な画像データベースや詳細な絵師事典があります。張り合っても勝てないし、張り合うつもりもありません。あくまで、鑑賞の入り口に立つ人のための場所です。

鑑定・査定は行いません

お手持ちの浮世絵が本物かどうか、いくらの価値があるかといった鑑定・査定は行っていません。摺りの時期や真贋の見分け方について記事で触れることはありますが、それは「値段の理由を自分なりに考えるための材料」を紹介しているだけで、個別の作品を鑑定するものではありません。ご自身の作品については、専門の画商や鑑定機関にご相談ください。

このサイトが目指しているもの

読者が記事を読んで、自分の意思で美術館に足を運んでみた。あるいは神田や骨董市をのぞいてみた。それでこのサイトの役目は十分に果たされたと思っています。浮世絵を好きになってもらえたら、あとは読者が自分の足で好きなように動いてくれればいい。それだけです。

あわせて読む